2015-05-09 音色 随想・詩 嫌なことがあって、心がすさんでいるときは、頭の中に流れる曲も、どこか味気ない。 友人から、明日はどこどこへ行かないか、という誘いのメールをもらった。 俺は嬉しくなって、もちろん行くよ、と返事を書いた。 頭の中には、先ほどは浮かびもしないような、色とりどりのコード進行が駆け巡っていた。