キャンバス


色のないあかり灯して 表情のないたましい揺らして
電車ははしる 色のない街をはしる

みんなのため わかっているけど
なんだろうね 胸がいたむよ

何色が足りないんだろう もうわからなくなったよ
それでは 嫌なのに
何色が褒められるんだろう いらないといわれても
それでは 嫌なのに

じぶんをよごして いつかいいこと?



色のないあかり映して その目を丸く輝かせて
きみはわらう 色のない街のなかで

みんなのため おんなじなのに
なんだろうね あたたかいよ

何色が足りないんだろう すぐに探したくなったよ
それなら 好きだから
何色を褒めてあげられるだろう ぼくにない色でも
それなら 好きだから

白いキャンバス きっといいこと