2015-05-17 化石 随想・詩 葉っぱの化石にお湯をかけたら、ぽこぽこ、むかしの酸素を吐き出し始めた。 私は、むかしの空気をちょっとだけ知っている。 むかしを含んだ部屋に、今日の夕陽が差し込んでいる。 葉っぱがお湯の中で揺らいでいる。