随想・詩
夢の続きを見ようとして叶いっこない願い事 叫んで でも もう朝の日が 告げているさよなら もう忘れよう
自分がまだ知らないことに出会うことは、 未来に向かって進んでいるように見えるけれど、 それは、私がそれに出会う前から、そこにあって、 私とは無関係に、好き勝手やっていたに違いない。 その意味では、私は、過去に出会ったといえるかもしれない。
これから立つ岐路では、 もう逃げ道を選びたくない。 今の私にできることが、 もうこれ以上消えてしまわないように。
やさしい人が、幸せになれるとは限らない。 やさしさは、見返りを求めない愛情だから。 それでも、やさしい心に宿る、 偏りのないニュートラルな心は、 どこまでも誇らしく、あたたかい。
1色のないあかり灯して 表情のないたましい揺らして電車ははしる 色のない街をはしるみんなのため わかっているけどなんだろうね 胸がいたむよ何色が足りないんだろう もうわからなくなったよそれでは 嫌なのに何色が褒められるんだろう いらないといわれて…
午前零時、わたしはいちど死ぬ。 だからそれまで、わたしは生きるの。 午前七時に生まれる私が、きれいな朝を見られるように。
世界との調和を突き詰めていくと、きっと自分が存在していることすら、調和を乱すものと考えざるを得なくなってくるだろう。この世界に生きている以上、そういった究極的な調和は諦めることにしよう。 かといって、世界との調和を完全に放棄してしまっては、…
私の感情と、私が本当にやるべきだと感じている理想の行動との間には、多くの場合ズレがあります。 健康のためにはランニングをした方が良いと本当は分かっているのに、疲れて苦しいから走りたくない、という感情が対立します。 早起きして仕事に行かなけれ…
生きることは、今を愛することだ。
絶望と救いの共在するところに、美しさはある。
明け方の青白い光が、和室に敷かれた布団の輪郭を、かろうじて描き出している。 何かが、そっと終わる。 朝から先を生きる者のことを、まっすぐに想いながら。
胸のすこし下くらいまでなら、不安を心に飼っていた方が、前に進める気がする。
「多くの人が、長い人生のなかで、辛いことや悲しいことに触れていく中で、たまには俺みたいに、人生のいちばん楽しくて幸せな部分しか知らずに散っていく奴がいてもいいと思うんだ。」 そう言って、あなたは散っていった。 彼自身の意思で、散っていった。 …
あれもできる、やろうとすれば。 これもできる、やろうとすれば。 いくらでも可能性がある。 やればできる。 だから、ひとつの道に進んで、ほかの道が閉ざされるのが、とても怖い。 枝分かれする直前の その根元で、足が止まってしまう。 「できる」の心地よ…
利害関係 適度な距離感 ショーウインドゥ 動物園
コメントください。 フォロー整理します。これからも俺と絡みたいって人はRTかふぁぼください。 ひま。だれか話そ。 眠い。けど寝れない。 いくら水をやってもすぐ乾いて、常に不幸な顔をしている植物は、枯れてくれて一向に構わない。
人の夢くらい 素直に見つめろ おまえの心は0と1だけか? 泥沼インターネット
現実逃避というけれど、 一度として、現実のまんなかにどっしり立って 本気でやったことはあっただろうか。 逃げたいのではなく、そこに自分がいないもどかしさが、 心を苦しめているのではないだろうか。 現実のまんなかへ、急げ。
「これだけのことができたんだから、今回もきっと乗り越えられる」 苦労は先に経験しておいた方が、後の人生で必ず支えになる。 積極的に苦労をとりにいくこと。
「木を見て森を見ず」という諺がある。 時々森を見て、状況を客観的・俯瞰的に把握することは大切だ。 もしこれを怠れば、成功していると妄信したまま失敗するおそれが高い。 自分ではまっすぐ歩いているつもりでも、上空を飛ぶヘリコプターからその歩みをみ…
「なんでもいいから思いつくままに」 最初はそれでいい。 意外とそれがいい。
未練が人間の価値を毀損することは、しばしば起こる。 「気が向いたらいつでも」「半永久的に」「何度でも」「また今度」 こうした甘えが、人間を低くする。 死という運命が、せっかく人間を輝かせるチャンスを与えてくれているのに、 自分からそれをドブに…
正しいことは、どんなに砕けた言葉に置き換えようとも、その輝きを失わない。 偽物は、砕けた言葉に置き換えられてしまうと、とたんに醜く朽ちる。
この世界に、「社会に役立つ行為」という行為は存在しない。 存在するのは、「ゴミを拾う」「公益法人に寄付する」などという行為。 これらの行為を人々が勝手に「社会に役立つ行為」と評価しているにすぎない。 実在する事象に還元できない言説には、思想と…
「会話」:聞き手が、話し手の描く世界に「お邪魔する」。聞き手は観光客。話し手の「郷」に従うべし。 「対話」:お互いがお互いの描く世界を「PRする」。聞き手は観光目的ではなく、話し手の描く世界を、外界から観察する目的で、話し手の話を聞く。 「議…
何事にも、限りがある。 それを苦しみと捉える者は、すべてが幻想であると開き直る。 それを美しさと捉える者は、すべてに価値を見出し、慈しむ。
生きる意味。人間は何のために生きているのか。 こういった問いかけをする人は、どのような答えを探しているんだろう。 生きている人間が、生きている間に行うことのなかに、意味のない「なにか」があって、それを探しているのだろうか。 人は何のために遊園…
皆が少しずつ、卒業を意識し始めているようだった。 空が色づき始めた頃、二、三人が流行りの歌を口ずさみ始めた。 ひとり、またひとりと、それに合わせ始め、歌声は全体から聞こえるようになった。 クラスの全員が、歌の紡ぎ出す時間の流れを共有した瞬間だ…
制約がきつい中で生きた時間ほど、振り返ったときに美しい。 制約が、行為に美を与える。それはとても不思議な現象だ。 美しさとは、制約の残酷さを受け入れた者にだけ与えられる、報酬のようなものだ。
思いっきり 現実逃避をしたくなって 電車で2時間をかけて ひとり、墓参りに行った。 手を合わせても、そこには広い空と、緑のにおいと、からすの声 ただただ、しっとりとした時間が流れていた。 現実逃避のつもりでやってきた この場所は、 俺が 最も存在し…